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2024-05-14 01:50:13

週間マーケット展望 2024年5月13日

今週の展望

5/1のFOMCで「追加利上げの可能性は低い」としたパウエルFRB議長の会見を裏付ける結果となった5/3の米4月雇用統計にもかかわらず、複数のFRB高官からは利下げに慎重な見解が繰り返し述べられています。こうした中、5/14にパウエルFRB議長の講演、5/15には米4月消費者物価指数が発表されるだけに6月FOMCのインフレ及び政策金利見通しが3月時点から修正されるかを占う観点から注目されます。足もとでは米労働市場の逼迫が緩和的になりつつあるだけに、4月雇用統計の鈍化への評価が一時的と捉えられるのか議長の発言が注目されるほか、CPI では家賃を中心にサービス価格の高止まりが継続しているかを焦点に、有力視されている9月利下げ開始観測を一蹴する結果となるか注目されます。これらのイベントを受けて4/29の高値(160円17銭)と5/3の安値(151円86銭)の50%水準に当たる156円02銭を上抜けるか、あるいは155円割れへ下落するか注目されます。

5/10に公表された4月ECB理事会議事要旨では「インフレ率は来年に目標とする2%に低下する」との見通しが示されたことから6月利下げ開始を織り込む中、焦点はECBの利下げ回数が年2回、もしくは3回か先行きが注目されます。さらに、FRBの年内利下げ開始の有無と利下げ開始の場合の年内利下げ回数の行方がユーロドルの方向性を占う上で重要視されるため、5/14のパウエルFRB議長の講演や5/15発表の米4月消費者物価指数の結果と反応が注目されます。こうした中、ユーロドルは先週から上値抵抗として意識される200日移動平均に絡む1.0790ドル台を明確に上抜け、5/3の米雇用統計発表直後の1.0811ドルを上回るかを目先の上値メドとする一方、5/9の安値(1.0724ドル)を下抜け、1.0700ドル割れまで下落するか注目されます。また、ユーロ円は4/29の高値(171円56銭)と5/3の安値(164円02銭)のフィボナッチ38.2%水準に当たる168円68銭へと一段高となるか、パウエル議長の講演や米4月消費者物価指数を受けたドル円の反応と合わせて注目されます。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

-

週間予想レンジ

153.50 〜 157.50

 

ドル/円

5/4に米イエレン財務長官が本邦通貨当局による円買い介入に不快感を示したことを受けて、5/6の152円83銭を安値に複数のFRB高官による早期利下げに慎重な見解を示したことから5/9の155円95銭まで反発。その後5/10も朝方の155円27銭を安値に、NY市場では155円90銭へ上伸し155円77銭で取引を終えました。5/7に植田日銀総裁が岸田首相と会談し物価動向を注視するとの見解を示したほか、5/8には「円安を注視」と述べたものの反応は一時的に留まった。一方、複数のFRB高官によるタカ派寄りの発言を背景に米長期金利の上昇とともに155円68銭へ上昇。また、5/9に公表された4月日銀政策委員会での「主な意見」でタカ派寄りの見解が示されたとして反落したものの、155円17銭までに留まる底堅い値動きを継続。その後も米新規失業保険申請件数が予想を下回ったことに対するドル売りも限定的に留まるなど、日米金利差は容易に縮小しないとの観測の下、主要通貨の中で円が最弱となったまま、155円台半ばを固める底堅い値動きのまま取引を終えました。

5/1のFOMCで「追加利上げの可能性は低い」としたパウエルFRB議長の会見を裏付ける結果となった5/3の米4月雇用統計にもかかわらず、複数のFRB高官からは利下げに慎重な見解が繰り返し述べられています。こうした中、5/14にパウエルFRB議長の講演、5/15には米4月消費者物価指数が発表されるだけに6月FOMCのインフレ及び政策金利見通しが3月時点から修正されるかを占う観点から注目されます。

足もとでは米労働市場の逼迫が緩和的になりつつあるだけに、4月雇用統計の鈍化への評価が一時的と捉えるのか議長の発言が注目されるほか、CPI では家賃を中心にサービス価格の高止まりが継続しているかを焦点に、有力視されている9月利下げ開始観測を一蹴する結果となるか注目されます。これらのイベントを受けて4/29の高値(160円17銭)と5/3の安値(151円86銭)の50%水準に当たる156円02銭を上抜けるか、あるいは155円割れへ下落するか注目されます。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

-

週間予想レンジ

165.00 〜 170.00

 

ユーロ/円

ユーロドルは5/6の1.0755ドルを安値にユーロ圏4月サービス業/総合PMI(改定値)が速報値から上方修正されたほか、ドルが対欧州通貨に対して弱含んだことから1.0791ドルへ反発。しかし、ECBの6月利下げ開始を織り込む中、複数のFRB要人によるタカ派的見解が相次いだことから5/9には1.0724ドルへ下落。こうした中、ECBの年内3回の利下げは完全に織り込まれておらず、新たな材料待ちの状況となったことから1.07ドル台半ばから後半で方向感に乏しい値動きを続ける中、ユーロドルは200日移動平均線に絡む1.0790ドル台からの上値の重さが意識され1.0770ドルで取引を終えました。

また、ユーロ円は5/6の164円44銭を安値にECBの6月利下げ開始を織り込んだドイツDAX指数が5/10まで6連騰と連日で史上最高値を更新したリスク選好にサポートされ堅調な値動きを継続。また、5/4にイエレン財務長官が本邦通貨当局の円買い介入に不快感を示したことなどを背景に、ドル円が155円台後半へ上昇した円売りとともに5/10には167円97銭まで上昇し167円78円で取引を終えました。

5/10に公表された4月ECB理事会議事要旨では「インフレ率は来年に目標とする2%に低下する」との見通しが示されたことから、6月利下げ開始を織り込む中、焦点はECBの利下げ回数が年2回、もしくは3回か先行きが注目されます。さらに、FRBの年内利下げ開始の有無と利下げ開始の場合の年内利下げ回数の行方がユーロドルの方向性を占う上で重要視されるため、5/14のパウエルFRB議長の講演や5/15発表の米4月消費者物価指数の結果と反応が注目されます。

こうした中、ユーロドルは先週から上値抵抗として意識される200日移動平均に絡む1.0790ドル台を明確に上抜け、5/3の米雇用統計発表直後の1.0811ドルを上回るかを目先の上値メドとする一方、5/9の安値(1.0724ドル)を下抜け、1.0700ドル割れまで下落するか注目されます。また、ユーロ円は4/29の高値(171円56銭)と5/3の安値(164円02銭)のフィボナッチ38.2%水準に当たる168円68銭へと一段高となるか、パウエル議長の講演や米4月消費者物価指数を受けたドル円の反応と合わせて注目されます。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

-

週間予想レンジ

191.50 〜 196.50

 

ポンド/円

ポンドドルは5/6の1.2595ドルを高値に5/9の英中銀政策委員会を控え、5/3の1.2634ドルを前に伸び悩むとともに、複数のFRB高官による早期利下げに慎重な見解が示されたことにより5/8には1.2468ドルへ下落。また、予想通り政策金利を据え置いた5/9の英中銀政策委員会で、2名の政策委員が利下げを主張したことから6月の会合での利下げ観測が高まったとして1.2446ドルへ下落。しかし、一部からは予想通りの結果だったとして下げ止まり、5/10の英1-3月期GDPが3四半期ぶりのプラス成長に転じたことを好感し1.2541ドルへ反発。その後も1.25ドル台前半を維持したまま1.2525ドルで取引を終えました。

また、ポンド円は1)5/4のイエレン財務長官による本邦通貨当局の円買い介入に対する不快感の表明 2)複数のFRB高官による早期利下げに慎重な見解を示したことを受けた日米金利差が容易に縮小しづらいとの見方を背景にドル円が155円台後半へ反発したこと 3)英FTSE100指数が6日続伸し連日で史上最高値を更新したリスク選好などを背景に、5/6の191円76銭を安値に5/10には195円34銭は上昇し195円10銭で取引を終えました。

5/9の英中銀政策委員会を終え、市場の関心は年後半の各国主要中銀の金融政策運営にシフトしつつあることや先行きの景気動向が重要視されています。そのため、5/14発表の英3月まで直近3ヵ月の賃金上昇率や3月失業率に加え、5/16公表の英中銀金融安定報告書や5/17の英中銀マン政策委員の発言が注目されます。また、5/14のパウエルFRB議長の講演や5/15発表の米4月消費者物価指数を受けて、6月のFOMCに向けたインフレ及び政策金利見通しの行方が注目されます。

こうした中で200日移動平均線が意識される1.2550ドル近辺を明確に上抜け、5/3の1.2664ドルを目指す堅調な値動きとなるか、5/9の1.2446ドルを下抜けることになるか注目されます。また、ポンド円はパウエルFRB議長の発言や米4月消費者物価指数を受けて円安が一段と加速するか、先週の上昇を吐き出し155円を上値抵抗線とする上値の重い値動きへと反落するかドル円の動向と合わせ、5/1以来の197円台を回復するか、あるいは5/3の191円37銭を目指して下落に転じるか注目されます。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

-

週間予想レンジ

101.50 〜 104.50

 

豪ドル/円

5/4にイエレン財務長官が本邦通貨当局による円買い介入に不快感を示したことを受け、ドル円を中心に円が全面安となったことを背景に5/6の101円02銭を安値にNYダウの上昇を好感し102円台へ上伸。また、5/7の豪中銀政策理事会では政策金利を据え置いたほか、声明ではインフレへの警戒感を強めつつ、「何らかの措置を排除することはできない」とのタカ派トーンを維持。しかし、市場では想定ほどタカ派色の強い内容ではなかったとして発表前の102円47銭を高値に101円59銭へ反落。それでも5/8にドル円が155円台を回復したことから底堅い値動きを続ける中、5/9の米新規失業保険申請件数が予想を下回ったことから対ドルでの上昇とともに102円95銭まで上昇。さらに5/10には103円05銭へと上伸し102円87銭で取引を終えました。

豪ドル円は日足・基準線/転換線(101円35銭・101円49銭)のほか、4月29日の高値(104円94銭)と5月1日の安値(99円94銭)の50%戻しの水準にあたる102円44銭、さらに5/7の豪中銀政策委員会発表前の高値(102円47銭)を既に上抜けていることから5/1の99円94銭で目先の底入れを確認した可能性があります。こうした中、5/15に発表される豪1-3月期賃金物価指数や5/16発表の豪4月雇用統計への反応が注目され、その結果次第では上記高値・安値のフィボナッチ38.2%水準にあたる103円65銭まで一段高となるか、50%水準を下抜け61.8%水準の101円57銭へ下落するか注目されます。また、5/14のパウエルFRB議長の発言や5/15発表の米4月消費者物価指数を受けてドル円が一段と上昇するか、下落に転じるか本邦通貨当局の動きと合わせて注目されます。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

-

週間予想レンジ

8.20 〜 8.60

 

南アフリカ・ランド/円

5/4にイエレン財務長官が本邦通貨当局の円買い介入に不快感を示したとされ、ドル円を中心に円売りが進む中、ランド円は5/6の8円25銭を安値に南ア4月グローバルPMIが3月から改善したことを受けた対ドルで1/2以来の水準へ上昇したことに伴い5/7には8円38銭へ上昇。さらに、南ア主要産品の金やプラチナ先物価格が堅調に推移する中、南ア株式市場ではFRBの年内利下げ開始観測によるサポートに加え、主要株価指数である全株指数が5/3から5/10にかけて6連騰したことも好感され、5/10には8円47銭まで上昇し8円44銭で取引を終えました。

今週は、4/29の高値(8円51銭)を突破し一段高となるか目先の上値メドとして注目される中、5/14発表の南ア1-3月期失業率や5/15発表の南ア3月小売売上高の結果と反応が注目されます。さらに5/14にはパウエルFRB議長の講演、5/15には米4月消費者物価指数が発表され、これらを受けてFRBの年内利下げ開始観測が一段と後退するか、市場が予想する9月利下げ開始観測を高めるか注目されます。予想以上にハト派寄りの結果となれば、南アからの資金流出圧力の後退とともに対ドルでのランド買いにサポートされ、ランド円も堅調な値動きが続くと予想される一方、タカ派寄りの結果となればドル円の上昇にサポートされる底堅い値動きを続ける可能性があり、いずれの結果でも8円20銭台、30銭台に位置する日足・転換線や基準線が下値支持線として意識される堅調地合いを継続すると予想されます。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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